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April 15, 2005

果てしなき日々

果てしなき日々久しぶりにいい小説を読んだ。
マーク・スプラッグ著
「果てしなき日々」
新潮文庫

なにげなく本屋で手にとって、解説を読むと面白そうなので買った本。
しばらく枕元に投げておいたけど、2、3日前に読み始めた。
妻と息子に先立たれ失意の中で生きる年老いた牧場主と、グリズリーに襲われて身体に障害を負い、死を待つだけの年老いた黒人との友情。暴力的な恋人から逃げ出してきた母と娘の反発と愛情。と、暗い感じのする設定だが、物語は、不思議な暖かさの中で進行する。
全編を通して、2人の老人と9歳の少女の交流が、感傷的ではなく、淡々と綴られていくところなど、この物語が終わらないように願うほど、暖かい愛情に満ちあふれている。
休日にゆっくり読むといいかもしれない。

これまで翻訳物は、ミステリーくらいしか読まなかったので、こういったおもしろい小説があるなんて知らなかった。
読書の世界がすこし広がったかな。

この小説は、映画化され、近くアメリカで公開されるらしい。
2人の老人は、ロバート・レッドフォードとモーガン・フリーマン。母親はジェニファー・ロペス。いずれもぴったりのキャスティングだと思うので、日本での公開が待ち遠しい。

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