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September 01, 2005

バスで郊外へ ハワイ、オアフ島一人旅(14)

オアフ島のバスは、乗るのは簡単だが、降りる時が難しい。
降りたい場所がが近付いたら、窓際にあるロープを引いて知らせるのだが、バスストップのアナウンスが一切無いため、慣れない旅行者は、勘に頼るしかない。
ホノルル市内なら、ぼくでも周りの風景で判断がつくのだが、郊外に出ると、そうもいかない。
オアフ島ではポピュラーなトレッキングコース「マノア・フォールズ」に行くため、アラモアナ山側のバスステーションから5番のバスに乗った。
降りるバス停の名はわかっているのだが、それがどのあたりになるのか検討がつかない。こうなったら、運転手にマノアに着いたら教えてくれるようお願いするしかない。ああ、ぼくの英語が伝わるだろうか?それ以前に、どう表現したらいいのだろうかと悩んでいると、席の前の方から、日本語の会話が聞こえてきた。
聞き取りにくいが、どうも広島弁のようである。
「わたしゃ、××じゃけえ」
「ほうじゃね、そうしんさいや」
年輩のご婦人が3人で話している。
これは、日系人に違いない。この人たちに聞いてみよう、と席を立った。
「すみません。日系の方ですか?」
「ほうじゃけど、なにか?」
「あの、マノアの滝に行きたんですが、どこで降りればいいでしょうか」
その中のひとりが
「ああ、わたしが降りますけえ、いっしょに降りましょう」
よかった。これで一安心。

manoa_town
↑マノアの住宅街 空が広い

席に戻って、しばらくすると、そのご婦人が手招きしてくれた。
「もうすぐ着くよ」
バスが止まって、残っているご婦人方にお礼を言って、その人と一緒にバスを降りた。
「ひょっとして、広島の出身ですか?ぼくは、広島からきたんですけど」
「わたしは、山口なんよ」
そして、
「ほいじゃが、ミーのハズバンドは賀茂郡ですけえ」
でた!!映画でしか聞いたことのない英語と広島弁のミックス。
しばらく立ち話をして、住まいがこの近くだということ、そのご婦人は日系2世だということ、お子さんたち、つまり3世は、日本語はほとんど話せないというこどなどがわかった。
「帰りもこのバス停で待っとったら、アラモアナ行きのバスがきますけえ」
「トレイルの入口は、この先をすこし行ったら、人がたくさんおりますけえ、すぐわかりますよ」
などど、親切に教えてもらって、ご婦人と別れた。
「どうもご親切にありがとうございました。お元気で」
「あなたも、気を付けんさいよ」
なんだか、とてもハッピーな気持ちになって、足取りも軽くマノア・フォールズへ向かった。


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