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November 19, 2006

八ヶ岳の奇跡

061119←清里にあったクッキー屋さん

今年の社員旅行は、八ヶ岳でした。
出発する直前まで忙しい毎日が続き、なにも計画のないまま、とりあえず八ヶ岳へ出かけました。

朝、約2時間のトレッキングコースを歩いたあと、ランチに出かけました。
柳生 博がオーナーの店がありますよ。しょぼそうだけど」とスタッフのSATO。
とりあえず、そこを目指して車に乗り込みました。
たよりは、レンタカーのカーナビと勘だけです。

到着したのは、『八ヶ岳高原倶楽部』という、けっしてしょぼくはない、雰囲気のいいお店でした。
レストラン入口のメニューを見て、イマイチそうだなと思いながらお店を覗いていると、
「お食事されますか?」
とウェイターが声をかけてきました。
とっさにぼくは、その人の顔も見ないで、
「いや、しません」
と、きっぱりと否定しました。とても感じ悪かったと思います。
すると、
そのウェイターが、
「あっ!!」
と小さく声を上げました。
ぼくも、その人の顔を見て、
「おおっ!!」
とたまげました。
なんと、そのウェイターさんは、かつて一緒に仕事をしたことのある、島根のデザイナーだったのです。
なんという偶然でしょう。
まさか、その人が、広島から遠く離れた八ヶ岳にいるとは思わないし、
しかも、たくさんいる従業員のなかで、彼がたまたま表に出てくるなんて。
彼は彼で、まさかぼくたちが社員旅行でくるなんて、夢にも思っていなかったことでしょう。
神様は時に、とんでもない偶然を用意しているのだなと思います。

その人は、以前から森での生活が大好きで、島根県の山の中にログハウスを建てて住んでいることは、聞いていました。
それで、将来、この『八ヶ岳高原倶楽部』のような店を自分でやるのが夢で、妻子を島根に残し、勉強のつもりで単身、働きにきているそうです。

それにしても、こういうことってあるんですね。
なんだか、近いうちにもっといいことがありそうな感じがする出来事でした。
リアリストのSATOは、
「ないない、また夢見がちが始まった」
と、思っているでしょうけど…
それでも、小さな感動をもらったようです。
それまで、旅行前の激務で少し疲れ気味だったSATOは、そのあと、俄然元気になったのでした。

もちろん、その店で食事をしたことは、言うまでもありません。
とっても、美味しかったです。

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November 06, 2006

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ベートーベンと言えば、交響曲3番(英雄)5番(運命)6番(田園)9番(合唱付き)が圧倒的に有名ですが、ぼくの一番好きなのは第7番です。
若き頃、ある大学の先生に「これを聴いてみなさい、特に第2楽章ね」と奨められ、聴いたのが最初ですが、それ以来、この曲がぼくのマイ・フェイバリット・シンフォニーのベスト3のひとつになりました。
ちなみに、あと2曲は、
ドボルザークの8番、
ブラームスの1番です。

で、この大好きな曲を生で、しかも『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』の演奏で聴くことができたのです。
ニコラウス・アーノンクール指揮による演奏は、さすがに鍛えられた世界最高峰のオーケストラらしく、とても素晴しいものでした。
アーノンクールの指揮は、独特のダイナミズムとテンポ感があって、けっこう好き嫌いの分かれるらしく、特に日本ではあまり人気が高いといえないのですが、ぼくにはとても好きな演奏でした。
とりわけ、最初に演奏したモーツアルトの交響曲39番は、ただ単に美しくなりがちなモーツアルトを、ダイナミックなメリハリをもって演奏し、こんなモーツアルトもあるのか!と思わせるものでした。

約30年ほど前に、レコード盤が擦り切れるきれるほど聴いたカール・ベーム指揮ウィーン・フィル演奏のベートーベン「交響曲第7番」。
それが、目の前で演奏されていると思うと、それだけでも感涙ものでした。
その頃、ウィーン・フィルの演奏を生で聴けるなんて、思ってもみなかったことです。

感激のあまり、思わず立ち上がって拍手したのですが、周りが誰も立ち上がらないので、すごすごと席に座り直したのは私です。

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