June 28, 2007

チャイコフスキー 交響曲第6番『悲愴』

広島交響楽団の友人が招待券をとってくれたので、チャイコフスキーの名曲を生で聞く機会に恵まれました。
独特の悲しさをたたえたこの曲は、クラシックファンならずとも一度は耳にしたことがあるでしょう。

ここでぼくは、自分でもびっくりな失敗をやらかしてしまいました。
なんと、第三楽章の終わりで、拍手してしまったのです。
なんたる不覚。

この曲は、それまでの交響曲の常識にはなく、終楽章にゆっくりとした楽章を置く独創的な構成となっているため、知らないで聴くと激しい第三楽章が終わりかと思ってしまうのです。そんなことは百も承知なのですが、思わず手を叩いてしまったのですねえ。
隣にいた見ず知らずのご婦人もつられて拍手してしまい。
小さな声で「ああ恥ずかしい・・・」と言っていました。
ごめんなさいね、ぼくのせいで。

言い訳するなら、演奏がすばらしかったので、第三楽章の盛り上がりに感動して我を忘れたってことです。
べつに、感動したところで拍手したっていいじゃねーか。って開き直りか!

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November 06, 2006

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ベートーベンと言えば、交響曲3番(英雄)5番(運命)6番(田園)9番(合唱付き)が圧倒的に有名ですが、ぼくの一番好きなのは第7番です。
若き頃、ある大学の先生に「これを聴いてみなさい、特に第2楽章ね」と奨められ、聴いたのが最初ですが、それ以来、この曲がぼくのマイ・フェイバリット・シンフォニーのベスト3のひとつになりました。
ちなみに、あと2曲は、
ドボルザークの8番、
ブラームスの1番です。

で、この大好きな曲を生で、しかも『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』の演奏で聴くことができたのです。
ニコラウス・アーノンクール指揮による演奏は、さすがに鍛えられた世界最高峰のオーケストラらしく、とても素晴しいものでした。
アーノンクールの指揮は、独特のダイナミズムとテンポ感があって、けっこう好き嫌いの分かれるらしく、特に日本ではあまり人気が高いといえないのですが、ぼくにはとても好きな演奏でした。
とりわけ、最初に演奏したモーツアルトの交響曲39番は、ただ単に美しくなりがちなモーツアルトを、ダイナミックなメリハリをもって演奏し、こんなモーツアルトもあるのか!と思わせるものでした。

約30年ほど前に、レコード盤が擦り切れるきれるほど聴いたカール・ベーム指揮ウィーン・フィル演奏のベートーベン「交響曲第7番」。
それが、目の前で演奏されていると思うと、それだけでも感涙ものでした。
その頃、ウィーン・フィルの演奏を生で聴けるなんて、思ってもみなかったことです。

感激のあまり、思わず立ち上がって拍手したのですが、周りが誰も立ち上がらないので、すごすごと席に座り直したのは私です。

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October 09, 2006

エヴァ・キャシディ

B000006akd01_scmzzzzzzz_最近紹介してもらった、イギリス人英語教師と音楽の話をしていると、
Eva Cassidyという女性ボーカルが超お薦めだというので、さっそくタワーレコードで『Songbird』というアルバムを買って、聴いてみました。
自宅に再生装置がないので、車を走らせながら聴いたのですが、これが久しぶりの脳天直撃でした。
豊かな声量に裏付けされた歌唱力、楽曲の解釈、アコーステックなアレンジ、
どれをとっても素晴しいとしか言いようがありません。
知らないうちに、車を無目的に一時間近く走らせてしまいました。
少なくとも、このアルバムを聴いている間は、人生がいいほうに向かって行くと信じさせるなにかがあると思います。
特に、スティングの「Fields of Gold」のカバー、それからアルバムタイトルの「Songbird」は。きわだって心を打ちます。
ノラ・ジョーンズが好きな人、ジョニ・ミッチェルが好きな人、そうでなくても、心に切ないものや、愛しいものを抱えている人、必聴です。
泣いても知りませんよ・・・
ちなみに、Eva Cassidyは、33歳の若さで夭折しており、もう、新しい歌声は聴くことができません。

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September 22, 2006

ハワイアンライブ

060921隣のテレビ局の人に誘われて、ハワイアンのライブを聴きに行きました。
といっても、ちいさなライブハウスで行われるアマチュアバンドの演奏です。
「マハロスラッキー」というバンドで、とても上手で、楽しませてくれました。
フラを習っているお嬢さん?がたが、普段着で一緒に踊ったり、突然フラ教室が始まり、我々も一緒になって踊ったりと、じつに楽しい時間を過ごしました。
ビギンの「涙そうそう」をモチーフに作られたケアリィ・レイシェルの「ナホノピリカイ」が演奏されたときは、一瞬胸が熱くなりました。
このライブは毎月第3水曜に定期的に行われているようなので、都合がつけば、毎月行ってやろうと思います。
また、新しい楽しみが増えました。

LIVE SPACE J"sBAR

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October 31, 2005

マイ・フェイバリット・ハワイミュージック

ハワイにさよならする前日、AMIKOに車でホテルに送ってもらっている時、ラジオから大好きなロビ・カハカラウの「マークア(MAKUA)」が流れてきた。
いつも、日本にいるときにハワイの事を想って聴いている曲が、突然ハワイのラジオから流れてくるというのは、なにか不思議な感じで、胸をうつ。
「ああ、もう帰るか」という気持ちと、丁度サンセットあとの、まだすこし空に青さが残っているという情景が重なって、ウルウルだよ。
「あーハワイに行きたいのお」
「もう来てるって」と、AMIKOの突っ込みが入る。

この「マークア」は、オアフ島の地名で、古代のハワイアンのヘイアウ(聖なる場所)のある所らしい。
とてもメローで気持ちのいい曲で、聴いていると心が解放されてくるよ。

Ke'Alaokamaile
Ke'Alaokamaile

そして、ケアリー・レイシェルの「.カ・ノホナ・ピリ・カイ」。
初めて聴いた時は、ビギンの「涙そうそう」は、この曲がベースになっているのかと思ったけど、それは、まったく逆で、ケアリーが「涙そうそう」に触発されて書いた曲らしい。
ハワイ語で歌われるこの曲は、原曲のイメージを残しながら、まったくアロハな曲に仕上がっている。これも、はずせない一曲だ。

最後に、つい先日、レンタルDVDで「50回目のファーストキッス」というハワイを舞台にしたラブコメディを観ていたら、エンディングテーマに、IZの「オーバー・ザ・レインボウ」が使われていた。こういう大好きな曲が、予期しないところで流れてくると感激する。
この映画自体は、どうってこのない映画だけど、主演のドリュー・バルモアのチャーミングさと、エンディングの音楽でかなり救われたね。(僕的にはね)

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September 18, 2005

炎天下のライブ!

ukuleleきょうは、俺たちのライブっす。
9月の中旬なのに、真夏のような太陽がじりじり照りつける、観音マリーナホップの野外ステージで、俺たちの熱い演奏を聞かせるぜ!

まあ、早い話が、ウクレレ教室の発表会なんだけどね。

ウクレレを習い始めて約一年、はじめての発表会。
人前で演奏するなんて、高校の学園祭でのへたくそなフォークソング以来。
親衛隊は、無理矢理来てもらった感じの、MARIKOさんと愛犬Mティー君。それからわが社のS藤。
S月谷も来たらしいのだけど、車の大渋滞で、僕達の演奏に間に合わなかったらしい。

演奏したのは、ハワイのスタンダード「プアマナ」という曲。
久々の緊張しまくり。ミスの連発ですわ。でも、合奏なのでなんとかかっこうはついたと思う。
ほんとにわずかな時間だったけど、楽しかったワイ。

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June 03, 2005

ハイナ イア マイ アナカプアナ

昨年のハワイ島旅行のときから、ハワイの音楽に思いっきりはまっていった。
トラディショナルな音楽から、最近のニューハワイアンまで、手当たりしだいipodに入れて聞いている。
そのipodが購入してわず一年なのに、最近とっても不調。というか故障したみたい。
時々曲の途中でフッと止まってしまう。原因は3度くらい玄関で思いっきり落としたからだと思う。
中には600曲くらい入っているのだけど、好きな曲にかぎって止まるような気がする。
どーしよう、また買う?

そうしていつもハワイの音楽を聞いていると、あることに気がついた。
ハワイ語で歌われる曲には、必ずといっていいほど同じフレーズが聞こえる。
それは、『ハイナ イア マイ アナカプアナ』というフレーズ。
いるも何気なく聞き流しているので気にも止めなかったが、ある時ふっと気が付いた。「これは、ほとんどの曲に入ってるぞ」。
意識して聞いてみると、ほとんどのハワイ語の歌にはこのフレーズが入っている。
不思議に思って調べてみた。
インターネットはほんと便利。いとも簡単にそのわけがわかってしまった。
それは、ハワイ語で『HA'INA IA MAI ANA KA PUANA』と歌われていて、意味は、『こうして物語は語り継がれた』ということらしい。
ハワイの人たちは、文字を持っていなかったために、口伝でいろんなことを語り継いできた。
だから、ハワイの民謡には必ずといっていいほど上記の言葉が入っている。ということらしい。
ああすっきりした。

で、イズと同じくらい大好きな『HAPA』という2人組のバンドがいる。
ハワイ出身の Keli`i Kaneali`i とニュージャージー出身の Barry Flanagan が組んだギター・デュオ。
スラック・ギターと透き通るような歌声が絶妙に重なりあって、たまらなく美しい。
彼らのアルバム『Collection』に収められている『Lei Pikake(レイ・ピカケ)』という曲がある。
実に美しい曲で、聴いていると大袈裟でなく生きててよかったと思えるような音楽。
こんな美しくのびやかな音楽は、ハワイの気候や風土の中でしか生まれることはないのだろうなあ。
まあ、一度聴いてみ。

HAPAは一度解散したのだけど、最近メンバーを変えて再結成したらしい。
CDも出てるらしいけど、あわてて買わないで、今度ハワイに行った時「ボーダーズ」で買おっと。

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May 31, 2005

思い出の名演奏

日曜日の夜、NHK教育テレビ『思い出の名演奏』という番組で、ゲオルク・ショルティとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が94年に来日した時の演奏会の模様を放送していた。
教育テレビだぜ!!
ちょっと前なら見向きもしなかったチャンネルだけど、最近よく観ている。これがけっこう面白い番組が多くて楽しめる。
教育テレビが面白くなったのではなく、ぼくがそれを面白いと思える年齢になったということか。

で、その演奏会の演目が大好きなシンフォニー、ベートーベン『交響曲7番』。
この曲と、ドボルザークの交響曲8番が、どちらの甲乙つけがたいぼくのベストシンフォニー。
ドボハチとベトナナね。

この日演奏はほんとに素晴らしく、最初はなにげなく聞いていたのだが、途中から本気で聴き込んでしまった。
特に”永遠のアレグレット”として有名な第2楽章。SATO風に言うなら「キューーン」。

かつて、ぼくがバカで生意気な十代最後のころ、
ある大学の先生が
「ベートーベンなら7番。第2楽章の美しさはたまらないわよ」(註:男性です)
と教えてくれて、買ったのがカール・べ−ム指揮、ウィーンフィルハーモニー演奏のレコード。
ぼくはこれを擦り切れるくらい何十回も聴いた。

もうクラシック音楽を積極的に聴かなくなってから、20年以上になるけど、若い頃に聴いていた曲は心の琴線にふれるなあ。
小さなテレビの粗末なスピーカーからの音だけど、うるうる、もういちど「キューーン」。

しかし、ベートーベンはやはりいいよ。
構成が分かりやすいし、ドラマチックだし、なにより旋律が美しい。
もういちど聴き直してみようかな。
でも、持ってるのは全部レコード盤なので、いまのわが家では再生できないし。
かといってCDの再生装置も持っていないし。

これは欲しいものりストに追加でしょう!!

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April 22, 2005

予期せぬ音楽

昨日、車に乗ってラジオをつけると、突然、ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第二楽章が流れてきた。
シューベルトの「死と乙女」やドボルザークの「アメリカ」と並び、有名な弦楽四重奏で、主題と変奏からなる第二楽章は、メロディーがとても美しく、分かりやすいので大好きな曲。
思わず聞き入ってしまった。
この旋律は、賛美歌の194番としても知られ、ミッション系の学校へ通った人は歌ったことがあるはず。また、ドイツ国歌にもなっている。

そして、その少し前、なにげなくラジオのチューニングをNHK-FMに合わせると、モーツアルトの有名な交響曲「41番」が流れてきた。
あまりにポピュラーすぎて、自分から聴くことはないけど、期せずして聴こえてきたモーツアルトにしばし聞き入る。やっぱりいい曲だなあ。しかも演奏がぼくの一番好きな指揮者「カール・べ−ム」とベルリンフィル。音楽を夢中で聴いていた頃を思い出す。

さらに、ある日曜日の夜、チャンネルをちょこちょこ変えていたら、最近ではほとんど観ることのない「N響アワー」で、ベートーベンの交響曲7番の第四楽章をやっていたので、チャンネルを止めてしばし聞き入ってしまった。
昨年のNHK交響楽団ベストコンサートということで、いい演奏だった(ような気がする)。指揮は、よくも悪くもいまのNHK交響楽団を作ったといわれる「ウォルフガング・サヴァリッシュ」。でも、さすがに歳を取っていたなあ。
この交響曲は第二楽章が「永遠のアレグレット」と呼ばれ、その悲しみに満ちた旋律は、ある人をして『神から選ばれたとしか思えない』というほどの傑作。ぼくの好きな交響曲ベスト3に入る曲。

で、なにが言いたいのかというと、音楽、特にクラシック音楽は、自分から曲を選んで主体的に聴くよりも、予期しない時に突然聴こえてくるというのが、とても心に響くんだなあ。と、最近思うわけ。

ぼくがクラシック音楽に夢中だったころは、まだレコードだったので、音楽を聴くためにはレコード盤をきれいに拭いてターンテーブルに乗せ、居住まいをただして椅子に座り、スピーカーから流れる音に耳を澄ます。といった案配で、かなり集中して聴いていた。
CDになってから、確かに音楽を聴くための操作が楽になり、気楽に聴けるようにようになったけど、その分、曲に集中しないで、BGMっぽい聴き方に変わってきたかもしれない。
思えば、ちょうどレコードからCDへ移行して行く時期に、ぼくは家で音楽を聴かなくなったように思う。

自分から能動的に音楽を聴くことは少なくなったけど、やはり、一度好きになったものはそうそう忘れられるものではないので、予期しない時に耳に覚えのある曲が流れると、サプライズサービスを受けたように心が踊ってしまう。

例えば、夕方、車を運転していて、ラジオからはプロ野球中継が流れている。好きなチームが大差で負けているとしよう。頭に来てチューナーを他の局に合わせる。すると、そこからモーツアルトの「クラリネット五重奏曲」が聴こえてくる。空はきれいな夕焼けで染まっている。ぜったいに幸せな気分になれると思うよ。

もちろん、クラシック音楽でなくてもいいんだけどね。

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April 11, 2005

奇跡三連発!!

choristesしかし参った。あの歌声は反則でしょう。涙腺を直撃されてしまった。
映画「コーラス」を観た。
物語は、さまざまな事情で親と暮らせない少年が集まる寄宿学校で、生徒達の閉ざされた心を、赴任してきた舎監の先生が音楽によって開いていく。という、いわば、ありがちな話ではある。が!!
音楽によって、非凡な素晴らしい映画になっている。
演出は、悲しみを強調するわけでもなく、比較的淡々としているが、それが、少年達の歌声をさらに際立たせている。
「歌声を聴いたら涙があふれる」いう言葉に、偽りはない。
特に今回の主人公を務めるサン・マルク少年少女合唱団のソロ、ジャン=バティスト・モニエの歌声は、すべてを赦し、包括してくれるような、まさに奇跡の歌声。
ほんとに歌声を聞いただけで涙が止まらなくなった。
オレンジデイズの最終回、芝咲コウの「いってらっしゃい」以来の涙。
となりのご夫人も号泣してた。
あらためて、音楽の素晴らしさを実感できるいい映画でした。
製作が名作「ニュー・シネマ・パラダイス」でトトの成長した姿を演じたジャック・ペラン。
「ニュー・シネマ・パラダイス」をいいと思った人は必ず観るべし。
いや、すべての人に観てほしい映画。

そして、今朝(11日)、マスターズ最終日。
やったね、タイガー・ウッズ。四度目の優勝。
久しぶりの緊張感ある最終日。クリス・ディマルコも凄かった。
でも、なんといっても16番パー3のタイガーのアプローチ。
グリーン奥に第1打をはずして、むずかしいライ、むずかしい下りのラインからの第2打。
大きく左に打ち出したボールは、傾斜を利用してカップ転がっていく。
いったん、カップの前で止まったかに見えたボールは、最後の一転がりでカップインしてバーディー。
ゴルフの神様が息を吹きかけたとしか思えない。
奇跡のチップショット。
これには鳥肌が立ったよ。
マスターズはこうでなくちゃ。

これで、土曜日の
奇跡のじゃがいも」を入れて、
「奇跡の歌声」
「奇跡のチップショット」

奇跡三連発な日々でした。

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